私は、出産や育児についての理想が高すぎて、良しと思われるものを
選んでいきたいと思うことが多かったです。
授乳の問題も、「できれば母乳!」と思って臨んでいました。
でも、長男の飲む量が物凄かったので、その理想は、早々に打ち砕かれました
胸はタンクみたいに四角くなっても長男には足りませんでした。
そこでもう、助産院の先生に「ミルク使おう」と。
ということで、家に帰っても母乳一本でいけるようになったのはしばらくしてからです。
出産のダメージで腰が立たなくなり、連日の抱っこや授乳に
実家の家事で手首も痛めてしまい、
接骨院通いだったので、当分混合でした。
2番目の時は、ほぼ母乳。体が小さく飲む量も少なかったのです。
3番目は、産後一ヶ月で発熱してしまい、入院したところが
24時間看護の病院だったので、
その時も、搾乳はしましたが、解凍が間に合わず、ミルクになった
時もあったようで、完全母乳とはいきません。
1番目の子が混合、2番目完母、3番目混合
授乳期間は、
1番目2歳ごろまで、2番目1歳4ヶ月、3番目1歳まで
でしたが、結果的に、特にどの子が体が弱いとか、精神的にとか、そう言うものは
感じません。
後々に書きますが、お母さんの意思や状況でどちらでも良かったのではないかと
思う今日この頃です。
乳がんに関係するかもなど、そう言った事情のものはわかりませんが、愛着の問題とか、
免疫の問題とか、あまり関係なかったと思っています。
私の知り合いに、「胸が萎むからミルクにした」という方がいましたが、
聞いた時はまだ子供が1人の時で「え⁈」と思ったのは、まだ頭が硬かったです。
今となってはそれでも本人の気持ちが落ち着くならそれでいいんじゃないかと思っています。
授乳が終わった後の胸は、本当にビフォーアフターでびっくりしますからね!!
でも、そのしぼんだ胸も、子供達の授乳が終わって5年、ケアし始めて一年半ほどになりますが、
授乳前ほどではありませんが2カップは戻すことができました。
(これをすれば戻せるという保証はできませんが、ご自分に合ったケアを続けることで、
ある程度戻すことは可能だと思っています。もともと下垂気味だったから形に
違和感がないのかもしれませんが)
ですので、胸を守ることを選んでも、母乳を選んでもどちらでも大丈夫だったなと思います。
理想を持つことは悪いことではありませんでも、妊娠前から後までものすごく頑張っている
女性達なので、当たり前の価値観に縛られなくても、どうにかなると少し肩の力を抜いて過ごす
ことも悪くなかったなと今は思います