習い事と中学受験①

 長男は、野球が大好きでした。

けれど、自分でやってみようと思うまでに少し時間がかかり、

4年生の夏に軟式の野球チームに入りました。

 夏合宿にはいきそびれ、同じ学校の子も少なく、同級生もいない、

経験もなく、運動神経も突出したものではなく心配だらけでした。

とてもやさしい親御さんたちと、その親御さんたちのお子さんもまた

やさしかったので温かく迎えてもらえたことは、とても幸運でした。

 

 

 低学年にはとても上手な子たちがいて、試合に出るなんておこがましいという位置。

長男は声出し・ボールの管理・バット引きといったものが当たり前。

長男が自分で強いチームに入りたいと決めたので、できることで頑張らないといけません。

私は、「こういうチームに入ったなら、力がある人が出るのが当たり前。

何をやるにもとにかく全力でね!!」と声をかけていました。

試合には出れなくてもベンチやコーチャーで頑張る彼を見て、

「野球をやりたいと伝えられて、チャレンジができてよかった。」

と思い、それだけでもありがたったです。

 

 塾には、野球を始める前に入っています。

4年の頃は、平日に授業がありました。隔週で土曜日にテストです。

宿題は、塾に行った次の日の朝、毎日するものと、前の日にでた宿題をして、

できなかったものは、夕方に。塾をやめないならきちんとやる約束でした。

野球に入る前に、塾以外の習い事は整理しました。

プールに行っていましたが、4泳法できれば卒業としていて、

その先に進むことを選ばなかったので、やめることに。

ですので、塾のない平日の夕方はフリー。

ゲームを30分、その他テレビを合わせて1時間。

厳しいかもしれませんが、どうせ絶対に1分一秒正確にやめることは

できませんから(笑)

 塾は平日、野球は週末で、テストが重なるときは塾のシステムが月曜日に受けられる

システムだったのでそれを使っていました。

 

 4年生では、とくに両立で大変ということはありませんでしたが、入部するチャンスとしては、

ここがぎりぎりだったろうなと思います。塾が忙しくなる5年生から入ってしまうと、

野球の実力差を埋めることは初心者では難しく、どちらも中途半端になるので、

落ち着かなかったと思います。

 

 塾の成績は、宿題をしている結果が反映されていたので、

この時点では特に何をいうこともありませんでした。

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