基本的には、学校の宿題は帰ってすぐすること。
もし遊びでできないなら、帰ってきてすぐやること。
そんなシンプルなルールを我が家では決めています。
多少はみ出すことは想定済みで。
「あ、やっておけばよかった」と戻ってこれたらいいと思っています。
ですが、子どもによっては、そもそもそのルールが守れないということも
経験しています。
低学年のうちは、守れていても、学年が上がって、
やりたいことが増えれば増えるほど、守れなくなるということがありました。
基本的には、「宿題なんて、やって当たり前」と私は思ってしまって
いますが、
「これをしないと後でどうなる」ということを
考えられる状態の子とそうでない子がいるということに、
気が付きました。
「どうなる」が想像できなくて、やりたいことを優先していく。
そして、「どうなる」が自分にとって都合の悪いことになるとわかると
その都合の悪いことがばれないようにもみ消そうとしてうそをつくようになる。
そんな時には、日頃からできていることに目を向けていきましょうと
アドバイスをもらったこともありました。
前にお願いしていたオンライン教室の先生も一緒になって
認めてくれたりもしていましたが、
私の力では、「よしやろう!」という子供のやる気に至らず、
見ていないところで平気でごまかすようになりました・・・
今でも小さな成功体験を積むということに焦点を当てていますが、
やりたいこととやらなきゃいけないことの折り合いを、
どうつけていくのでしょうか。
自分で宿題を当然のようにやる子と、そうでない子を両方見ていると、
受験などは、この自制心があるかないかで
自分の糧にできるかどうかが違うなと思います。
宿題は先生が考えてくれる最低限のトレーニングだと認識しています。
公立の普通の小学校では、宿題と学年×10分の勉強をと言われていますが、
これはきっと、最低限やっておくほうがいいことなのでしょう。
その最低限を自分からやろうとしない子が大きくなった時に、
一体どんなことが起こるのか。
宿題なんてしなくても、勉強なんてしなくても生きていける。
宿題がやりたくないならやりたいことを徹底的にやらせておいたらいい。
頑張りたいときに頑張ればいい。女の子なら、勉強より愛嬌。
学歴よりも手に職。
だから、何も言わなくていいのでしょうか。
宿題一つにしても、子どもの未来を考えるとどうすればいいのか
わからなくなることもありますが、中学以降になると、期限までの提出物が
小学校よりも評価に入ってくるので、
働きかけ続けるのか自分でわかるまで
放っておくのかどちらがいいのかなと思う今日この頃です。