だいたいい10歳前後からは、親の言葉は聞かなくなると、
講演会で聞いたことがありましたが、個人差はあるとしても
まさにそうだなと思うことが多々ありました。
中学受験においては、
☆解きなおしをしよう!
☆字を読む人が読みやすいように!
☆字をきちんと消そう!
何度も伝えましたが、伝わらない。
解きなおしをすれば明らかに点数は上がる。
字や、解答欄を見やすくすることに気を付ければ、
問題を解いているうちに見間違いを起こしてしまうミスや、
採点されたときに、それが実力なのかミスなのかはっきりわかる。
何度も何度も伝えましたが、とにかく本人は我関せず・・・
本人が特に困っていないということが起きていました。
塾の先生やサポーターの方にもお話をして、
家でももちろん声をかけるけれども、
先生方からも注意してもらえないかとご相談もしました。
それでも、直そうとしない・・・
6年生になっても変わらない・・・
数年かけても直りませんでしたが、
模試が続く時期になってからようやく、
字を読めるように書くことが、
受験を受ける自分に必要だとわかってきたようです。
6年から算数を担当してくださった先生が、
長男の解答用紙の書き方などについて、
指導してくださりました。
どういったことでミスが起きているかなども指摘してくださったおかげで、
自分が書いた答案の中身を振り返ることができたようです。
塾の方も声をかけ続けていただいたのか、
受験直前には、読める解答用紙になっていました。
数年かけて親から、先生から働きかけましたが、
改善できたきっかけは、
・その習性のせいで、解答を読み取ってもらえないと自覚すること
・子どもが信頼している先生から言ってもらうこと
だったのかなと思います。
自分に不利であることとわかっていても、
自分自身が腑に落ちていないと、
習性が改善されることは難しいなと思いました。
ただ、受験の得点開示を経験して、
1点違うだけで合否が分かれてしまうことを体感したので、
読める字を書くことは、早い段階で
子どもには理解してほしいなと思いました。
どれだけ口酸っぱくいったとしても届かないので、
「見やすい答案だね!」
などの認めて促す作戦がいいのですかね・・・
筆圧が高するのに、消し方が弱くて、消し跡が汚いとわかったときに、鉛筆や芯の濃さを
換えることに気が付いたという・・・中学生の今は、シャープペンシルです。
試験の日はシンプルな筆箱を持たせましたが、小学校で使うには、はさみやのりを入れるには
容量が大きいものが良かったようです。中学校では、こちらを使っています。